ほかの人に依存したり誰かのせいにしたりする人は決してビジネスでは成功しない、そのわけとは?
こんにちは、行政書士で創業支援アドバイザーのセイケです。
さて普段私たちが生活していると、人に必要以上に依存したり、人のせいにばかりして、決して自分のせいだと認めようとはしない無責任な人をたまに見かけますよね。あなたの周りにもそういった人がいませんか?
こうした人は実際に付き合っていても、話をしても面白くもないし、人間味も感じないので、あまりこちらから一緒に話したり、お酒を飲んだりということはしたくないですよね。これがもし経営者だとした場合はみなさんならどのように相手をされますか?
他人に依存してくる人と関わると、関わっている周りの人も大変になってくる
わたしの場合は、たとえば仕事の依頼をしてきた場合でも、「お金はちゃんと払うから、そっちで全部やって」といって仕事を丸投げしてくる人とは基本的にお断りしています。面談の席でお話をしていくうえで、相手のはなしの端々にその傾向は出てきたりします。
そういったところは我々も仕事上聞き漏らしませんので、そのような傾向が出ている方とはこの先も関わるとろくな目に合わないという機能が働きますので、丁重にお引き取りいただくようにしています。
たとえば創業希望者が相談する場合でも、「これから始める私の事業は成功するでしょうか?」「創業融資はきちんと満額下りるでしょうか?」としつこく聞いてくる方はその傾向が出ています。
不安になる気持ちはわかりますが、事業が成功するかどうか、ちゃんと融資が下りるかどうかは神様でもない限りやってみないと分かりません。
ただ一つ言えることは少なくとも行動せずに何もしなければ失敗します、ということだけはお伝え出来ます。このようにお客様であろうと、ビジネスパートナーであろうと、ビジネスにおいて他人に依存する傾向の高い人は注意が必要だと言えます。
責任感のない人は辛抱強さがなく飽きっぽい人が多い
同じように責任感のない人というのも考えものです。
なぜならビジネスとはトライ&エラーの繰り返しでようやく形となるものだからです。
たとえば集客方法についてまず1つの方法で集客してもダメだったとします。それでもいろんなやり方を試してみて、やっと1つや2つ手ごたえがあってはじめて成功するきっかけが生まれるというものです。
そこで一回やってもダメ、二回目やってもダメ、結局うまくいかないからや~めた、ということになってしまいます。そこでもしわたしがコンサルタントとして関わっていたとしたらそこでうまくいかない責任をかぶせられたらたまったものではありません。
責任感がないから、いずれ自分に責任がなすり付けられると思うので周りの人がついてきませんし、粘り強さもないのでうまくいかないとすぐにあきらめたり、あっちこっちビジネスの内容が変わったりして、しまいには消えてなくなるのがオチです。
もし心当たりのある方であれば、考え方を改めてからビジネスを始めるのか、あるいは最初からビジネスそのものをやらない方がよいのか真剣に考えてみるようにしましょう。そうでないとあとで痛い目を見るのは結局自分だからです。
まとめ
自分が本当に周りの人から愛される経営者になるためには、まずこうした他人まかせの考え方は捨てないといけません。
失敗したとしてもすべての責任は経営者である自分がとる、という気持ちでビジネスに取り組むことが周りからの信頼を生むためには欠かせない要素だと思います。