タダでお金がもらえる『補助金』を十分に活用しよう!

2020年08月09日


Pocket

こんにちは。行政書士で創業支援アドバイザーのセイケです。

 

さて本日はタイトルからもお分かりのように「補助金」についてお話ししたいと思います。

 

ところで皆さんは事業をしていくうえでこの「補助金」を申請したり、もらったりしたことはありますでしょうか?

 

 

名前は聞いたことがあるけれでも、なんか手続きがむずかしそうだったり要件のハードルが高くて自分には関係がないものと感じて申請したことがないという方も多いと思います。

 

でも実際は、皆さんが思うほどハードルは高くないと思います。したがって、「補助金」は、要件が整っているのであれば「申し込まないともったいない」と言えます。それはどうしてでしょうか?

 

 

まず「補助金」とはどういった性質のお金なのか?

 

その前に、まず「補助金」というのは、どういった性質のお金を言うのでしょうか?

 

国語辞書によると、

 

「国または地方公共団体が、特定の事業・産業や研究の育成・助長など行政上の目的・効果を達成するために、公共団体・企業・私人などに交付する金銭」というふうに説明されています。(goo国語辞書より)

 

 

 

そして補助金と似た性質のものに「助成金」というのがありますが、この両者の違いについては、まず補助金は、主に経済産業省が管轄し「事業振興」や「事業のIT化」などで使った事業経費に対してその一部を負担するお金であること。

 

それに対して「助成金」は、主に厚生労働省が管轄し、高齢者の雇用や非正規労働者の雇用など「雇用関係」や「研究開発」で使った事業経費に対してその一部を負担するお金であることというふうに覚えておけばいいと思います。

 

 

 

ただし、補助金は「審査を通過した事業に限って支給される」のに対して、助成金は「厚生労働省が定める要件を満たしていれば、ほぼ支給を受けることができる」という点で大きく異なっています。

 

たとえば、最近よくニュースなどに出てくる「雇用調整助成金」は、その要件さえ満たすことができればほぼ支給してもらえますが「小規模事業者持続化補助金」は、仮に要件を満たしていたとしても、審査が行われて、その審査をクリアした場合にだけ補助金をもらえることができます。

 

 

 

そういう意味では、「補助金」というのは審査があるためにかならずしも申し込んだからといってもらえるものではないということを知っておいてほしいと思います。

 

では次に補助金のメリットやデメリットにはどういったものがあるのかみていきましょう。

 

 

「補助金」のメリット・デメリットは?

 

 

まず、メリットとしては、「補助金」は基本「返済義務がない」ので、融資金と違ってそのあとの返済プランを考えなくてもよいというメリットがあります。

 

ただ一部補助金では、その補助金を活用したことで売上が大きく伸びたときはその一部を返済するといったような規定がある補助金もあります。

 

また補助金によっては「100万円とかそれ以上の大きな金額がもらえる可能性がある」ため、多額の費用がかかるものについて国がそれを一部負担してくれるのは大きいと思います。

 

 

 

反対に、デメリットとしては、あらかじめ「予算」が決まっているので、上限額に達したときは補助金が受けられない場合があります

 

さらに先ほども言った通り、採用するかについてはかならず「審査」があるため、必ずしももらえるというものではないので、これは知っておいてほしいと思います。

 

 

とはいえ、申し込んでうまく採用されれば、返済不要のお金が入ってくるというのは事業者にとっては大きいですよね。

 

そういった意味では、やはり自分の会社と要件が合致する「補助金」があれば、申し込まないのはもったいないといえます^^

 

 

 

ただ補助金というのは、たくさんの補助金の種類があって、その難易度も千差万別であるため、ある程度有名なところに絞って申し込むというのがセオリーになってくるかと思います。

 

ではそういった意味では「ねらい目」だと思う補助金とは、どういったものがあげられるのでしょうか?

 

 

では「ねらい目」の補助金は?

 

 

では次にどういった補助金がねらい目なのかというところですが、先ほども言ったように補助金は、とにかくいろんな種類があって正直全体を把握しきれないというのが実情です。

 

そして、助成金については要件さえあえば必ず支給が受けられますが、補助金については「審査」があるためにある程度絞ったうえで、そしてきちんと用意をして臨まないと審査に通らない可能性もあります

 

そのため、まずは有名で、規模が大きくて採択率(採用される確率)の高いところを狙うのがいいと思います。

 

 

その中では、やはり、

 

ものづくり補助金

持続化補助金

IT補助金

 

の3大補助金が非常に有名です。

 

なぜならこれらの補助金は、募集が1年のうちに何回かあって採択率も比較的高いので初心者にとってはねらい目だと言えます。

 

実際これらは要件が広くて、比較的新しい会社やお店であっても使いやすいので周りにも申し込んだという方が結構多いです。

 

 

わたしもこのうちIT補助金はいただいたことがあります。事務所のホームページをリニューアルするために要件があてはまったので申し込んでみましたが審査も無事に通ることができました。

 

やってみた感想としては、思ったほどむずかしくはなかったという印象です。IT補助金のホームページのマイページに必要事項を入力して、オンライン申請するといった形でしたので、わざわざ書類を作成したり提出したりしなくていいというのがよかったと思います。

 

これらの詳しい補助金の要件や募集期間や申込方法につきましては、各補助金のホームページなどで確認していただけたらと思います。

 

 

補助金を申し込みするにあたり気をつけること

 

これらの補助金ですが、とくに気をつけてもらいたいこととしては、次のようなものがあげられます。

 

 

1.補助されるのは基本「全額」ではないこと。

 

 

補助金は、あくまでその事業で使うお金を「補助」するためのものであることから、一部については国がお金を出しましょうというスタンスなので全額もらえるわけではありません

 

 

2.基本使った分の金額をあとで請求して、その利用した分だけもらえる「後払い」であること。

 

 

補助金は、まずそのお金の使い途を申請して、審査に通ってからその使い途通りに使った場合にのみ、その使った分のお金についての支給分に限り、後日支払われるようになっています。

 

したがって当初の予定通り使っていないものに関しては、お金は一切支払われないという厳しいものになっていますので注意が必要です。

 

 

3.定期的に「事業の成果を報告しなければならない」こと。

 

 

お金がきちんとその事業に使われているかどうかについてはもちろんですが、一定の期間が経過した後に、その補助金を受けた事業がしっかり成果を出しているかどうかにも回答する必要があります。

 

 

4.決められた目的以外のことには絶対に使わないこと。

 

 

これは言われなくても当然だと思いますが、やはり補助金の原資は私たちが払っている「税金」ですから、きちんと目的通りに使う必要があります。

 

これを破ってほかのものにお金を使ったときは「一括返済」などのペナルティが課せられます。この辺については最初申し込む段階で承諾していることから言い訳はできませんので、くれぐれも注意してください。

 

 

そのほかに補助金で注意すべきこと

 

 

そしてもう一つ大事なことは、補助金にはすべて「募集期間」が決められていて、その間に申し込まないといけないということです。つまり申し込もうと思っていても、気がつけばいつの間にか募集を終了していたなんてことはざらにあります。

 

なので、ホームページなどを定期的にチェックして、募集期限に遅れないようにしましょう^^

 

 

 

このように提出書類は多くてわずらわしいし、いろんな縛りがあるし、正直補助金は使いにくいよね、といった声があるのはたしかです。

 

でもこれらをもってしても、タダで返済不要のお金がいただけるのであれば、会社やお店の財務的にもだいぶ有利になるのは間違いないので、もし要件と募集期間が合うのであれば、ぜひ狙ってみてほしいと思います。

 

 

まとめ

 

 

この補助金ですが、やはり返済不要のお金がもらえるというのはとても魅力的ですのでお金をもらえるのであればぜひやるべきだと思います。

 

しかし日々の業務が忙しいと申込みをするのが後回しになって、気がつけば募集が終了していたということはよくあります。しかも中には提出資料の作成がむずかしくていろいろ頭を悩ませるところも多かったりします。

 

 

 

なので、そんなときは「専門家に頼む」という選択も考えてほしいと思いますが、もちろん余裕があれば自分で手続きをやるのもいいと思います。

 

いずれにしても、お金は事業をやるうえでとても大切なので、うまくこうした補助金などのお金も活用して事業を潤滑に回すことも考えてくださいね^^

 

Pocket