【今さら聞けない確定申告シリーズ】所得税の額ってどうやって決まるの?

2021年02月28日


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こんにちはセイケです。今日もこのブログをご覧いただいてありがとうございます^^

 

先日アップした【図解】令和2年確定申告の青色申告をe-Tax(電子申請)で簡単に行う手順が好評だったため、調子に乗って(笑)確定申告シリーズをしばらくお届けしたいと思います。題して「今さら聞けない確定申告シリーズ」です^^

 

 

 

確定申告の初心者である新米経営者にとっては、この年に一度の「確定申告」はハードルが高いと思います。これは「白色」でも「青色」でも手間をかけるという点ではほぼ同じだと思います。

 

しかも国税庁のホームページに書いていることはむずかしすぎてよくわからない、だけど確定申告は毎年かならずしなくちゃいけないわけです。

 

税理士さんに頼んでもいいのですが、まだ売上がそんなにない状態から税理士さんに頼んでもコストがそれなりにかかりますので、やはり自分でやるべきところは自分でしていきたいところですね。

 

 

そんなわけで、確定申告を自分でされる方で、まだ経営者になって間もない方に向けて「超基礎的な」ことをこのシリーズでお伝えしてまいりたいと思います。

 

ある程度確定申告のことが分かっているという方はもっとちゃんとしたところでご確認いただくとして(笑)ここでは税理士でも何でもない行政書士のわたしが経営者の先輩としてわかるところだけ思いつくままに書いていこうと思います。

 

 

前フリが長くなりましたが、まず今回は「所得税の額ってどうやって決まるの?」というテーマでお送りします。これを読むことでみなさんの確定申告で悩まされることが少しでもなくなればと思っていますので、よろしくお付き合いください^^

 

 

所得税ってどんな税金?

 

まず、所得税とはどういった税金のことなのかをお話ししようと思います。

 

所得税は、個人事業者が自身の事業であげた「売上」のうち経費分を差し引いた「所得」についてかけられる国税のことです。

 

 

 

計算式は下の通りで、さらに前回お伝えした「青色申告特別控除」などの「控除」を差し引いた分が「課税所得」(利益)となって、この利益の部分に、所得税の税率をかけた分がその年の所得税の税額となって課税されます。

 

「売上」-「経費」-「控除」=「課税所得」(利益)

 

 

 

このほかにも個人事業者は、住民税、個人事業税、また社会保険としての国民年金、国民健康保険を支払わないといけません

 

これらの算定の基礎となるのが、この確定申告で申告した「所得」の額というわけです。

 

したがってここで確定した所得額が住民税や国民健康保険のその年の額の基礎となるわけですから、確定申告がいかに大事かということが分かると思います。

 

 

所得税の税額の計算式とは?

 

 

では所得の額が決まったとして、それにかかる税額はどういった計算式で割り出されるのでしょうか?

 

それは国税庁が次の表のような計算式を公表しています。所得の額によって税率が「5%」から最大「45%」までかけられてしまいます。

 

日本の場合は「累進課税」といって、所得が上がれば上がるほど税率が上がるという方式ですので、所得が4000万円を超えてくると住民税と合わせたとき「55%」となり、実に稼いだ額の半分が税金となって徴収されてしまうのです(泣)

 

(出典:JCBカードホームページ

 

また確定申告で申告した所得額は、個人の住民税と国民健康保険の算定額の基礎となります。

 

住民税は税率は一律10%となっていますので、たとえば所得が500万円とした場合、「所得税20%」と「住民税10%」のあわせて30%がその年の税率となります。(正確には税額を計算するときはもう少し細かい計算が必要です。)

 

国民健康保険の場合は、各自治体によって算定方法が多少異なりますので、詳しくはお住いの自治体にお問い合わせください。

 

このように所得額に応じて税率も上がるので、個人事業の場合、ある程度所得が上がれば「法人成り」といって法人を設立して所得を分散させるということをする方が多いです。いずれにしても所得税は「稼げば稼ぐほど税額は上がる」のでその点は注意が必要です。

 

 

所得税を押さえる方法とは?

 

 

以上のことから、所得税は所得が上がれば上がるほど税額もそれに合わせて上がることになります。

 

つまりいくら頑張って働いて売上げを出しても、儲かればその分税金も上がるのは知っておかないといけません^^;

 

ではこの所得税を押さえるためにはどうすればいいのかということですよね。誰だってそんなに税金をすすんで払いたいという人はいないと思います。

 

 

 

まず考えられることは「1.売上を下げる」「2.経費を上げる」という2点だと思います。

 

しかし1の「売上を下げる」というのは事業をする意味があまりなくなってくるので、2の「経費を上げる」というのが現実的で効果的だということになります。

 

経費が上がれば必然的に課税所得も下がることになりますから、この経費をいかにうまく事業と組み込ませるかが経営者の腕に見せどころだといえます^^

 

じゃあ「経費ってどんなものが経費になるの?」「どの経費を使うのが節税に効果的なのか」といったところが知りたいと思いますが、話が長くなったのでこの経費についてのお話はまた次回したいと思います。

 

 

まとめ

 

 

ということでいかがでしたか?かなりざっくりした説明だったのでどのくらい理解いただけたのかわかりませんが(笑)なんとなく所得税ってこんなものなのか、というところはお分かりいただけたかと思います。

 

いずれにしても毎年確定申告はやってくるのですから、この所得税については今のうちにもっと知っておいても損はないと思います。

 

前回の青色申告と同様に税金は知っていれば減らすことが十分可能ですので、まずは基礎的なところから知るようにして、あとはどんどん実践してお金をできるだけ手元に残すようにしていきましょう^^

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