ビジネスアイデアを生み出してしっかりとお金に変える唯一の方法
みなさんはこれから創業するにあたり、自分が思い描いたビジネスアイデアをもっていることと思います。
でも多くの方は、ビジネスアイデアを持っていてもなかなか形にしようとはしません。独創的なアイデアを持っていれば、それだけ自分のビジネスをするうえで今後有利になるかもしれないにもかかわらず、わざわざライバルの多い既存のビジネスで勝負しようとするのです。
それはお金や時間がないからなのか、失敗するかもしれないという恐怖心からなのか、あるいはそのビジネスを始めたことによる周りからの批判が怖いからなのか、人それぞれ事情があるとは思います。
しかし自分の持っているアイデアを生かすことで、多くの人が幸せになったり、多くの人の暮らしが便利になったりするのであれば、そのビジネスアイデアを生かさないことの方が罪であるという気はしませんか?
ビジネスアイデアは、生かしてなんぼです。いくら頭の中にだけとどめておいても1円もお金を生み出さないし、ほかの人を幸せにしたり、生活を豊かにしたりすることすることだってありません。
そこで今回はビジネスアイデアをどのようにして生み出して、それをどのようにして生かすのかについてお話していきたいと思います。
ビジネスアイデアはふとした瞬間に浮かんでくるもの
まずはビジネスアイデアをどのようにして生み出してくるのかについてですが、これは日ごろの生活の中からふとした瞬間に出てくることがあります。
「こんなものがあれば便利なのにな~」「これを解消できるグッズがあればいいのにな~」ということは日ごろ生活をしていれば誰でも思うはずです。でも自分でそれを形にして売り出そうとはなかなか思いませんよね。
たとえば「お鍋の噴きこぼれをおさえるグッズ」などのいわゆる便利グッズなんていうのは、登場したのはここ最近です。このようなアイデアグッズが商品化されたことでそれまで不便に思っていた人たちが多く買うようになりました。つまりそこにお金儲けのヒントが眠っているわけです。
そこで自分でも何かアイデアがあればそれを形にすることでビジネスが出来上がり、その結果お金をたくさん稼ぐことができるのだったらどんどんアイデアを出した方がいいですよね。ではどうすればこのようなアイデアが生まれてくるのでしょうか?
ビジネスアイデアを次々と生み出す4つのヒント
ビジネスの種というのはいつどういったときに出てくるかわかりません。そこで自分の生活の中で次のようなことを常に意識するようにすればいいと思います。
いろんな人の声を大切にする
私たちの周りにはいろんな人がいます。その人たちから出てくるいろんな世間への不満や要望というものの中には、隠れたニーズがある可能性があります。
そういった言葉は、まさに「ビジネスチャンス」であることがあります。
最初は深く考えなくてもいいです。「何かこれってビジネスにならないかなあ」という感じで考えてみて、ノートに書き留めておくといいと思います。
ときどき何かのタイミングで読み返してみて、そういえばこれってビジネスにならないかな、と思う発想力が大事です。
広告など街の変化に常に目を配る
街のあちこちにはいろんなビジネスアイデアがあふれています。
これってもしかしたら自分もできるのではないか、という目線で街を観察していれば、どこかでそういった場面に出くわす場合だってあります。
たとえばスマートフォンで名所をバックにグループ全員が写真に入ろうと必死に腕を伸ばして取ろうとしている姿を見て「自撮り棒」が生まれたということが想像できます。
このような視点でアイデアを思いつくような感じで行動していくことが経営者には大事なことだと言えます。
自分の趣味や特技、経歴を棚卸する
今までの自分の人生を振り返ってみたとき、趣味や特技、経歴など、ほかの人にはないあなただけの経験がビジネスとなる可能性があります。
それが自分では大したことないと思えるようなことでも、他の人からすればお金を出してでも知りたい情報であったりすることがあります。
たとえば主婦を経験した人であれば、インターネットで子育てに関する情報を発信して、そこからセミナーであったり、コンサルであったり、情報商材であったりいろんな方法でビジネスができます。
だから意外と知られていない分野でも、あなたが知っていればひょっとしたらその道の第一人者になる可能性だってあるのですから、けっしてあきらめないでください。
まずは自分の今までの人生を棚卸ししてみることをおすすめします。
今までの常識にとらわれない
今までの常識の範囲内で物事をみていてはいつまでたってもビジネスの芽は出てきません。
今までの常識から抜け出したところにビジネスアイデアがあるのです。自分がもしできなくてもそのアイデアを売り込みに行けばいいのですから、まずは頭で考えることからはじめましょう。
出来上がったアイデアは紙にまとめよう
こうして生み出されたみなさんのビジネスアイデアは、企画書や事業計画書という形で紙にまとめておきます。なぜならアイデアは「目に見えないエネルギー」であるため、介護しなければすぐに死んでしまいます。
しかし多くの方は「やり方がわからない」や「そんなことしたってしょうがない」といってビジネスアイデアを紙に書いて残すということまでやろうとしません。
アイデアを紙に残すという作業はとても大事です。アイデアという目に見えないものを物質化することで、そのアイデアが生きてきます。
そして紙に書くことで自分の思考が整理されて、そのビジネスをほかの人に説明するときに視覚的に説明できるために協力が得られやすくなります。
よくビジネスアイデアは自分の頭の中にあるから大丈夫という方がいますが、これではせっかくのアイデアが生きることは残念ながらありません。
「エビングハウスの忘却曲線」というものがありますが、これによると人間は20分後には42%、1時間後には56%、そして1日後には74%を忘れてしまう、という研究結果があります。
つまりもしその場で何かいいアイデアを思いついても、なんと1時間後には半分は忘れてしまうのです。そして時間がたつにつれてどんどん新しい情報が頭に入ってくることによって、あなたのアイデアは頭の片隅に追いやられて、しまいになくなってしまうのです。
そのため、せっかくのこのアイデアを忘れないようにするために紙に書いたり、ボイスレコーダーに残したりする作業が必要になってくるわけです。
まとめ
こうしたビジネスアイデアを生み出す作業というのはとても地味なものです。しかしこうした地味な作業が明日のあなたのビジネスを光り輝くものにしてくれる可能性があるのです。
こんなことやっても意味がないとか言って何もしないでいるとビジネスの神様は振り向いてくれません。その結果いつまでたってもあなたのビジネスは好転しないままでいるということになります。
だからこそ生み出したビジネスアイデアをしっかり生かしていけるように日ごろから準備を心がけておく必要があるといえるのです。